図1に示す第一象限上の4分の1の円弧の長さを、式(4)を用いて求める問題です。円の半径は1であり、円を表す式は $x^2 + y^2 = r^2$ で与えられています。媒介変数表示は $x = \sqrt{1-t^2}$, $y = t$ であり、積分範囲は $t=0$ から $t=1$ です。式(4)は $L = \int_a^b \sqrt{x'(t)^2 + y'(t)^2} dt$ です。
2025/5/28
1. 問題の内容
図1に示す第一象限上の4分の1の円弧の長さを、式(4)を用いて求める問題です。円の半径は1であり、円を表す式は で与えられています。媒介変数表示は , であり、積分範囲は から です。式(4)は です。
2. 解き方の手順
まず、 と をそれぞれ で微分します。
次に、 と を計算します。
次に、 を計算します。
積分範囲は から なので、円弧の長さ は次のようになります。
この積分は、逆三角関数 の積分表示として知られています。