(1) $\overrightarrow{OA} = \vec{a}$, $\overrightarrow{OB} = \vec{b}$, $\overrightarrow{OP} = -2\vec{a} + \vec{b}$, $\overrightarrow{OQ} = 3\vec{a} - 4\vec{b}$ のとき、$\overrightarrow{PQ} // \overrightarrow{AB}$ であることを示せ。ただし、$\vec{a} \neq \vec{0}$, $\vec{b} \neq \vec{0}$ とする。 (2) $|\vec{a}| = 8$ のとき、$\vec{a}$ と平行で大きさが $2$ であるベクトルを求めよ。
2025/3/26
1. 問題の内容
(1) , , , のとき、 であることを示せ。ただし、, とする。
(2) のとき、 と平行で大きさが であるベクトルを求めよ。
2. 解き方の手順
(1) と を と で表し、 ( は実数)となることを示す。
よって、 となるので、 である。
(2) と平行なベクトルは、 ( は実数) と表せる。 大きさが であるから、 でなければならない。
より、
したがって、 である。
求めるベクトルは である。
3. 最終的な答え
(1) である (証明終わり)。
(2)