10%の食塩水と5%の食塩水を混ぜて、7%の食塩水を600g作りたい。それぞれの食塩水を何g混ぜればよいか求める問題です。

代数学連立方程式文章問題濃度食塩水
2025/5/28

1. 問題の内容

10%の食塩水と5%の食塩水を混ぜて、7%の食塩水を600g作りたい。それぞれの食塩水を何g混ぜればよいか求める問題です。

2. 解き方の手順

10%の食塩水の量を xx (g)、5%の食塩水の量を yy (g)とします。
まず、食塩水の量の関係から以下の式が成り立ちます。
x+y=600x + y = 600
次に、食塩の量の関係を考えます。
10%の食塩水に含まれる食塩の量は 0.1x0.1x (g)
5%の食塩水に含まれる食塩の量は 0.05y0.05y (g)
7%の食塩水600gに含まれる食塩の量は 0.07×600=420.07 \times 600 = 42 (g)
したがって、以下の式が成り立ちます。
0.1x+0.05y=420.1x + 0.05y = 42
上記の連立方程式を解きます。
x+y=600x + y = 600 より y=600xy = 600 - x
これを 0.1x+0.05y=420.1x + 0.05y = 42 に代入します。
0.1x+0.05(600x)=420.1x + 0.05(600 - x) = 42
0.1x+300.05x=420.1x + 30 - 0.05x = 42
0.05x=120.05x = 12
x=120.05=240x = \frac{12}{0.05} = 240
y=600x=600240=360y = 600 - x = 600 - 240 = 360

3. 最終的な答え

10%の食塩水は240g、5%の食塩水は360g混ぜればよい。

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