1071と1029の2つの数の最大公約数を、ユークリッドの互除法を用いて求めます。計算の過程を省略せずに記述する必要があります。

数論最大公約数ユークリッドの互除法整数
2025/5/29

1. 問題の内容

1071と1029の2つの数の最大公約数を、ユークリッドの互除法を用いて求めます。計算の過程を省略せずに記述する必要があります。

2. 解き方の手順

ユークリッドの互除法は、2つの整数の最大公約数を求めるアルゴリズムです。手順は以下の通りです。

1. 2つの整数$a$と$b$ ($a > b$) が与えられたとき、$a$を$b$で割った余り$r$を求めます。

2. $r = 0$ ならば、$b$が最大公約数です。

3. $r \neq 0$ ならば、$a$を$b$に、$b$を$r$に置き換えて、手順1に戻ります。

具体的に計算してみましょう。
1071÷1029=11071 \div 1029 = 1 余り 4242
1029÷42=241029 \div 42 = 24 余り 2121
42÷21=242 \div 21 = 2 余り 00
余りが0になったので、最大公約数は21です。

3. 最終的な答え

1071と1029の最大公約数は21です。

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