X = 0, 1, 2となる確率をそれぞれ計算する。
X=0となる確率:コインAが裏で、コインBが裏の場合。
P(X=0)=(1/2)(1−p) X=1となる確率:コインAが表でコインBが裏の場合、またはコインAが裏でコインBが表の場合。
P(X=1)=(1/2)(1−p)+(1/2)p=(1/2)(1−p+p)=1/2 X=2となる確率:コインAが表で、コインBが表の場合。
P(X=2)=(1/2)p 尤度関数Lを定義する。
L(p)=P(X=0)42P(X=1)70P(X=2)28=[(1/2)(1−p)]42(1/2)70[(1/2)p]28 対数尤度関数を求める。
logL(p)=42log[(1/2)(1−p)]+70log(1/2)+28log[(1/2)p] =42[log(1/2)+log(1−p)]+70log(1/2)+28[log(1/2)+log(p)] =42log(1/2)+42log(1−p)+70log(1/2)+28log(1/2)+28log(p) =140log(1/2)+42log(1−p)+28log(p) logL(p)を p で微分する。 dpdlogL(p)=0+421−p−1+28p1=1−p−42+p28 1−p−42+p28=0 p28=1−p42 28(1−p)=42p 28−28p=42p p=7028=52=0.4 小数第3位を四捨五入する指示があるため、0.400と考える。