実数の整数部分と小数部分を求めるためには、まず与えられた実数の値がどの整数の間にあるかを見つけます。
9=3 であり、 16=4 であることから、3<11<4 とわかります。したがって、11 の整数部分は3です。小数部分は、実数から整数部分を引いたものなので、11−3 となります。 (2) 4+5 について 4=2 であり、9=3 であることから、2<5<3 とわかります。したがって、4+2<4+5<4+3 となり、6<4+5<7 となります。よって、4+5 の整数部分は6です。小数部分は、実数から整数部分を引いたものなので、4+5−6=5−2 となります。 (3) 6−7 について 4=2 であり、9=3 であることから、2<7<3 とわかります。したがって、 −3<−7<−2 となり、6−3<6−7<6−2 すなわち 3<6−7<4となります。よって、6−7 の整数部分は3です。小数部分は、実数から整数部分を引いたものなので、6−7−3=3−7 となります。しかし、小数部分は0以上1未満である必要があるため、b=3−7は負の数であるので、整数部分を1小さくして、小数部分を調整します。 整数部分を2とすると、小数部分は6−7−2=4−7 となります。1<7<3 より、1<7<2より、2<7<3 より 1<4−7<2 より 4−3<4−7<4−2がわかります。したがって、1<4−7<2 となり、小数部分が0以上1未満の条件を満たさないので、b=4−7は誤りです。 2<7<3なので、−3<−7<−2です。 6−3<6−7<6−2 3<6−7<4 小数部分b=6−7−3=3−7 2<7<3なので、−3<−7<−2です。 0<3−7<1なので小数部分は3−7で正しいです。