Aさんは8時に家を出発し、1200m離れた駅に向かいました。初めは毎分40mの速さで歩き、途中から毎分80mの速さで走ったところ、8時25分に駅に着きました。歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求める問題です。

代数学連立方程式文章問題距離速さ時間
2025/5/29

1. 問題の内容

Aさんは8時に家を出発し、1200m離れた駅に向かいました。初めは毎分40mの速さで歩き、途中から毎分80mの速さで走ったところ、8時25分に駅に着きました。歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求める問題です。

2. 解き方の手順

歩いた道のりを xx (m)、走った道のりを yy (m)とします。
全体の距離に関する式と、時間に関する式を立てます。
全体の距離は1200mなので、
x+y=1200x + y = 1200
歩いた時間は x/40x/40 分、走った時間は y/80y/80 分です。
出発から到着まで25分なので、
x40+y80=25\frac{x}{40} + \frac{y}{80} = 25
上記の2つの式を連立方程式として解きます。
まず、2つ目の式を80倍します。
2x+y=20002x + y = 2000
1つ目の式を y=1200xy = 1200 - x と変形し、2つ目の式に代入します。
2x+(1200x)=20002x + (1200 - x) = 2000
2x+1200x=20002x + 1200 - x = 2000
x=20001200x = 2000 - 1200
x=800x = 800
x=800x = 800y=1200xy = 1200 - x に代入します。
y=1200800y = 1200 - 800
y=400y = 400
したがって、歩いた距離は800m、走った距離は400mです。

3. 最終的な答え

歩いた道のり:800 m
走った道のり:400 m