円に内接する三角形ABCがあり、∠ACB = 75°, ∠OAC = 30°である。∠AOC, ∠ABCの角度を求め、さらに、点Aから辺BCに引いた垂線と辺BCとの交点をH、直線AOと辺BCとの交点をDとするとき、∠ADH, ∠DAB, ∠DAHの角度、DH/BDの値を求める。加えて、辺ACの中点をMとするときのMH/ADの値、AHと直線OMの交点Eとしたとき、点Eが三角形ADCの何であるかを問う。最後に、EH/AE, CF/FAの値を求める。
2025/5/29
1. 問題の内容
円に内接する三角形ABCがあり、∠ACB = 75°, ∠OAC = 30°である。∠AOC, ∠ABCの角度を求め、さらに、点Aから辺BCに引いた垂線と辺BCとの交点をH、直線AOと辺BCとの交点をDとするとき、∠ADH, ∠DAB, ∠DAHの角度、DH/BDの値を求める。加えて、辺ACの中点をMとするときのMH/ADの値、AHと直線OMの交点Eとしたとき、点Eが三角形ADCの何であるかを問う。最後に、EH/AE, CF/FAの値を求める。
2. 解き方の手順
まず、∠AOCと∠ABCを求める。
円の中心角は円周角の2倍であるから、∠AOC = 2∠ABC。
三角形OACはOA = OCの二等辺三角形であるから、∠OCA = ∠OAC = 30°。
したがって、∠AOB = 360° - ∠AOC - ∠BOC.
∠ABC = ∠ABO + ∠OBC
∠OBC = ∠OCB
三角形ABCの内角の和は180°より、∠BAC = 180° - ∠ABC - ∠ACB
次に、∠ADH, ∠DAB, ∠DAHを求める。
AHはBCへの垂線であるから、∠AHB = ∠AHC = 90°。
∠ADBは円周角の定理より、∠ADB = ∠ACB = 75°
∠ADH = 90°
∠DAB = ∠OAB = ∠BAC - ∠OAC = ∠BAC - 30°
∠DAH = 90° - ∠ADB = 90° - 75° = 15°
DH/BDの値を求める。
は正弦定理または三角比を利用して求める。
辺ACの中点をMとするときのMH/ADの値を求める。
AHと直線OMの交点Eとしたとき、点Eが三角形ADCの何であるかを問う。
最後に、EH/AE, CF/FAの値を求める。
3. 最終的な答え
∠AOC = 150°
∠ABC = 75°
∠ADH = 90°
∠DAB = 15°
∠DAH = 15°
DH/BD =
MH/AD =
点Eは△ADCの重心である。
EH/AE =
CF/FA =