白熱電球を消灯した後の温度変化を表す関数 $\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006t}$ を用いて、経過時間 $t$ が180秒、360秒、540秒のときの内部温度計算値を求めよ。

応用数学指数関数熱伝導モデリング
2025/5/30

1. 問題の内容

白熱電球を消灯した後の温度変化を表す関数 θr=24.0+18.6e0.006t\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006t} を用いて、経過時間 tt が180秒、360秒、540秒のときの内部温度計算値を求めよ。

2. 解き方の手順

与えられた式 θr=24.0+18.6e0.006t\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006t} に、それぞれの経過時間 tt の値を代入して計算します。
- t=180t = 180 のとき:
θr=24.0+18.6e0.006180\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006 \cdot 180}
θr=24.0+18.6e1.08\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-1.08}
e1.080.3396e^{-1.08} \approx 0.3396 より
θr24.0+18.60.3396\theta_r \approx 24.0 + 18.6 \cdot 0.3396
θr24.0+6.32\theta_r \approx 24.0 + 6.32
θr30.32\theta_r \approx 30.32
- t=360t = 360 のとき:
θr=24.0+18.6e0.006360\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006 \cdot 360}
θr=24.0+18.6e2.16\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-2.16}
e2.160.1153e^{-2.16} \approx 0.1153 より
θr24.0+18.60.1153\theta_r \approx 24.0 + 18.6 \cdot 0.1153
θr24.0+2.14\theta_r \approx 24.0 + 2.14
θr26.14\theta_r \approx 26.14
- t=540t = 540 のとき:
θr=24.0+18.6e0.006540\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-0.006 \cdot 540}
θr=24.0+18.6e3.24\theta_r = 24.0 + 18.6 \cdot e^{-3.24}
e3.240.0392e^{-3.24} \approx 0.0392 より
θr24.0+18.60.0392\theta_r \approx 24.0 + 18.6 \cdot 0.0392
θr24.0+0.73\theta_r \approx 24.0 + 0.73
θr24.73\theta_r \approx 24.73

3. 最終的な答え

- 経過時間 180秒のときの内部温度計算値:30.32℃
- 経過時間 360秒のときの内部温度計算値:26.14℃
- 経過時間 540秒のときの内部温度計算値:24.73℃

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