6x2+(−y−14)x+(−2y2+7y+4) 次に、定数項を因数分解します。
−2y2+7y+4=−(2y2−7y−4)=−(2y+1)(y−4) 式全体が (ax+by+c)(dx+ey+f) の形に因数分解できると仮定します。 6x2−xy−2y2−14x+7y+4=(2x+y)(3x−2y)...と仮定して係数を調整していきます。 定数項の候補は (4,1)または(-4, -1)などです。
6x2−xy−2y2−14x+7y+4=(2x−y+a)(3x+2y+b)とおいてみます。 式を展開して整理します。
6x2+4xy+2bx−3xy−2y2−by+3ax+2ay+ab=6x2+xy−2y2+(2b+3a)x+(2a−b)y+ab 与えられた式と比較すると、
2b+3a=−14 2番目の式より、b=2a−7 これを1番目の式に代入すると、 2(2a−7)+3a=−14, 4a−14+3a=−14, 7a=0, よって a=0 このとき、b=−7となり、ab=4という条件を満たしません。 もう一度、定数項 −2y2+7y+4 に注目し、因数分解の形を (ax+by+c)(dx+ey+f) と考える代わりに、与えられた式を平方完成のような形にできないか検討します。 6x2−xy−2y2−14x+7y+4=(2x−y−4)(3x+2y−1)と予想して展開してみます。 (2x−y−4)(3x+2y−1)=6x2+4xy−2x−3xy−2y2+y−12x−8y+4=6x2+xy−2y2−14x−7y+4 符号が合わない部分があるので、以下の式を検討してみます。
(3x−2y−1)(2x+y−4)=6x2+3xy−12x−4xy−2y2+8y−2x−y+4=6x2−xy−2y2−14x+7y+4