sPQ の式を展開して整理します。 sPQ=∑i=1nwi0(Pi0Pit−PL)(Qi0Qit−QL) =∑i=1nwi0(Pi0Qi0PitQit−Pi0PitQL−Qi0QitPL+PLQL) =∑i=1nwi0Pi0Qi0PitQit−QL∑i=1nwi0Pi0Pit−PL∑i=1nwi0Qi0Qit+PLQL∑i=1nwi0 ここで、PP=∑i=1nwi0Pi0Qi0PitQit, PL=∑i=1nwi0Pi0Pit, QL=∑i=1nwi0Qi0Qit, ∑i=1nwi0=1 なので、 sPQ=PP−QLPL−PLQL+PLQL=PP−PLQL 問題文には
sPQ=∑i=1nwi0(Pi0Pit−PL)(Qi0Qit−QL)=[2]([3]−PL) とあるので、sPQ=PP−QLPLをこの形式に変換することを考える。 問題文よりQLは与えられていないので、PP−QLPLはこれ以上簡単にならない。 しかし、sPQ=PP−PLQLから、PPで括り出すことはできなさそうである。 ここで、問題文にある式
PP=∑i=1nPi0Qi0∑i=1nPi0Qi0PitQitPi0Qi0=∑i=1nwi0Pi0Qi0PitQit を用いる。
sPQ=∑i=1nwi0Pi0Qi0PitQit−PLQL となり、これ以上簡単にすることができない。
もしかしたら画像の式が間違っている可能性があるので、確認する。
PP−QLPLから、QLを無理やり括りだすと、 QL(PP/QL−PL) となり、これでは全く違う形になる。
再度問題を確認する。sPQ=∑i=1nwi0(Pi0Pit−PL)(Qi0Qit−QL)=[2]([3]−PL) であり、sPQ=PP−PLQLであったので、[2] [3] に入るものとしてはQLしか考えられない。 しかし、これでは辻褄が合わないので、問題の式を疑うことにする。
sPQはPP−PLQLなので、[2] [3] にはそれぞれQL,PLが入るはずである。