赤玉が3個、白玉が4個入った箱から、同時に2個の玉を取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求める問題です。答えは約分した分数で答えます。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数約分
2025/5/31

1. 問題の内容

赤玉が3個、白玉が4個入った箱から、同時に2個の玉を取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求める問題です。答えは約分した分数で答えます。

2. 解き方の手順

まず、箱に入っている玉の総数は 3+4=73 + 4 = 7 個です。
次に、2個の玉を取り出す全ての場合の数を計算します。これは7個から2個を選ぶ組み合わせなので、 7C2_7C_2 で表されます。
7C2=7!2!(72)!=7!2!5!=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7!}{2!(7-2)!} = \frac{7!}{2!5!} = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21
したがって、2個の玉を取り出す全ての場合の数は21通りです。
次に、2個とも赤玉である場合の数を計算します。これは3個の赤玉から2個を選ぶ組み合わせなので、 3C2_3C_2 で表されます。
3C2=3!2!(32)!=3!2!1!=3×22×1=3_3C_2 = \frac{3!}{2!(3-2)!} = \frac{3!}{2!1!} = \frac{3 \times 2}{2 \times 1} = 3
したがって、2個とも赤玉である場合の数は3通りです。
求める確率は、2個とも赤玉である場合の数を全ての場合の数で割ったものなので、321\frac{3}{21}となります。
これを約分すると、17\frac{1}{7} となります。

3. 最終的な答え

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