4kmの道のりを、歩くか走るかして行く。歩く速さは分速80m、走る速さは分速200mである。目的地に着くまでにかかる時間を32分以上35分以下にするとき、歩く道のりを何m以上何m以下にすればよいか。

代数学文章題不等式一次不等式速さ距離時間
2025/5/31

1. 問題の内容

4kmの道のりを、歩くか走るかして行く。歩く速さは分速80m、走る速さは分速200mである。目的地に着くまでにかかる時間を32分以上35分以下にするとき、歩く道のりを何m以上何m以下にすればよいか。

2. 解き方の手順

歩く距離を xx [m] とすると、走る距離は 4000x4000 - x [m] となる。
歩く時間は x80\frac{x}{80} [分]、走る時間は 4000x200\frac{4000-x}{200} [分] である。
合計時間は32分以上35分以下なので、以下の不等式が成り立つ。
32x80+4000x2003532 \le \frac{x}{80} + \frac{4000-x}{200} \le 35
この不等式を解く。まず、全体に400を掛けて分母を払う。
32×4005x+2(4000x)35×40032 \times 400 \le 5x + 2(4000-x) \le 35 \times 400
128005x+80002x1400012800 \le 5x + 8000 - 2x \le 14000
128003x+80001400012800 \le 3x + 8000 \le 14000
各辺から8000を引く。
1280080003x14000800012800 - 8000 \le 3x \le 14000 - 8000
48003x60004800 \le 3x \le 6000
各辺を3で割る。
48003x60003\frac{4800}{3} \le x \le \frac{6000}{3}
1600x20001600 \le x \le 2000
したがって、歩く道のりは1600m以上2000m以下である。

3. 最終的な答え

1600m以上2000m以下

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