##
1. 問題の内容
与えられた2つの極限を求めます。
問題6:
問題7:
##
2. 解き方の手順
**問題6:**
1. ロピタルの定理を適用できる形か確認します。$x \to 0$ のとき、$\log(1+x^2) \to \log(1) = 0$ であり、$1 - \cos x \to 1 - 1 = 0$ なので、$\frac{0}{0}$ の不定形です。したがって、ロピタルの定理が適用できます。
2. ロピタルの定理を適用します。分子と分母をそれぞれ微分します。
したがって、
3. 再び $\frac{0}{0}$ の不定形になっているため、さらに整理します。$\lim_{x \to 0} \frac{\sin x}{x} = 1$を利用します。
4. それぞれの極限を計算します。
したがって、
**問題7:**
1. 絶対値の定義より、
2. したがって、右からの極限と左からの極限を計算します。
3. 右からの極限と左からの極限が一致しないため、極限は存在しません。
##
3. 最終的な答え
問題6: 2
問題7: 極限は存在しない