問題1
(1)
AB=(3−2,3−1,5−3)=(1,2,2) AC=(4−2,−1−1,4−3)=(2,−2,1) AB⋅AC=(1)(2)+(2)(−2)+(2)(1)=2−4+2=0 cosθ=∣AB∣∣AC∣AB⋅AC=∣AB∣∣AC∣0=0 よって、θ=2π (2)
AB=(1,2,2)とAC=(2,−2,1)に垂直なベクトル n は、これらの外積で与えられます。 n=AB×AC=(2⋅1−2⋅(−2),2⋅2−1⋅1,1⋅(−2)−2⋅2)=(6,3,−6) n=(6,3,−6) は平面の法線ベクトルなので、平面の方程式は 6x+3y−6z+d=0 と表せます。 点A(2, 1, 3) を通るので、
6(2)+3(1)−6(3)+d=0 12+3−18+d=0 したがって、平面の方程式は 6x+3y−6z+3=0 これは 2x+y−2z+1=0 と簡略化できます。 (3)
点D(3, 5, 8) と平面 2x+y−2z+1=0 の距離 l は、 l=22+12+(−2)2∣2(3)+5−2(8)+1∣=4+1+4∣6+5−16+1∣=3∣−4∣=34 (4)
四面体 ABCD の体積 V は、
V=61∣(AB×AC)⋅AD∣ AD=(3−2,5−1,8−3)=(1,4,5) (AB×AC)⋅AD=(6,3,−6)⋅(1,4,5)=6+12−30=−12 V=61∣−12∣=61(12)=2 問題2
(1)
直線ABの媒介変数表示は、
p=(1−t)a+tb=(1−t)(1,2,3)+t(6,5,4)=(1+5t,2+3t,3+t) つまり、 x=1+5t,y=2+3t,z=3+t (2)
球面Sの方程式は、中心C(5,3,8)、半径21であるから、 (x−5)2+(y−3)2+(z−8)2=21 (3)
直線AB上の点を(1+5t, 2+3t, 3+t)とする。これが球面S上の点であるためには、
(1+5t−5)2+(2+3t−3)2+(3+t−8)2=21 (5t−4)2+(3t−1)2+(t−5)2=21 25t2−40t+16+9t2−6t+1+t2−10t+25=21 35t2−56t+42=21 35t2−56t+21=0 5t2−8t+3=0 (5t−3)(t−1)=0 t=1,t=3/5 t=3/5のとき、(1+3, 2+9/5, 3+3/5)=(4, 19/5, 18/5) 交点は (6,5,4) と (4, 19/5, 18/5)
(4)
直線AB上の点を(1+5t, 2+3t, 3+t)とする。これが平面II上の点であるためには、
3(1+5t)−4(2+3t)+5(3+t)+6=0 3+15t−8−12t+15+5t+6=0 8t+16=0 x=1+5(−2)=−9 y=2+3(−2)=−4 z=3+(−2)=1 交点は (-9,-4,1)
(5)
(3)の2つの交点のうち、点A(1,2,3)からより離れた方の点は (6,5,4)。よってE(6,5,4)
(4)の交点はF(-9,-4,1)
EFを2:3に内分する点G
g=53e+52f=53(6,5,4)+52(−9,−4,1)=(518−18,515−8,512+2)=(0,57,514) DG=(0−(−5),57−(−5),514−2)=(5,532,54) 平面IIの法線ベクトルは、(3,-4,5)
cosθ=∣(5,532,54)∣∣(3,−4,5)∣∣(5,532,54)⋅(3,−4,5)∣=25+(532)2+(54)29+16+25∣15−5128+4∣=25+251024+1650∣19−5128∣=25+25104052∣595−128∣=5225625+1040533=525166533/5=5333033