ある学年の生徒数は合計550人で、男性を$x$人、女性を$y$人とする。部活に入っていない男性は40%、女性は30%で、その合計は190人である。 (1) $x, y$を用いて、部活に入っていない男性の人数と女性の人数をそれぞれ表す。 (2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

代数学連立方程式文章問題割合
2025/5/31

1. 問題の内容

ある学年の生徒数は合計550人で、男性をxx人、女性をyy人とする。部活に入っていない男性は40%、女性は30%で、その合計は190人である。
(1) x,yx, yを用いて、部活に入っていない男性の人数と女性の人数をそれぞれ表す。
(2) 学年の男性と女性の人数をそれぞれ求める。

2. 解き方の手順

(1) 部活に入っていない男性の人数は、男性全体の40%なので、0.4x0.4x人である。同様に、部活に入っていない女性の人数は、女性全体の30%なので、0.3y0.3y人である。
(2) 全体の人数に関する式と、部活に入っていない人数に関する式を立てる。
全体の人数について:
x+y=550x + y = 550
部活に入っていない人数について:
0.4x+0.3y=1900.4x + 0.3y = 190
連立方程式を解く。
最初の式から、y=550xy = 550 - x。これを2番目の式に代入すると:
0.4x+0.3(550x)=1900.4x + 0.3(550 - x) = 190
0.4x+1650.3x=1900.4x + 165 - 0.3x = 190
0.1x=250.1x = 25
x=250x = 250
これをy=550xy = 550 - xに代入すると:
y=550250=300y = 550 - 250 = 300
したがって、男性の人数は250人、女性の人数は300人である。

3. 最終的な答え

部活に入っていない男性 = 0.4x0.4x
部活に入っていない女性 = 0.3y0.3y
男性の人数 = 250 人
女性の人数 = 300 人

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