ある工場で製品Aと製品Bを合わせて400個作った。製品Aの不良率は15%、製品Bの不良率は20%で、不良品の合計は72個であった。製品Aを何個作ったかを求める。

代数学連立方程式文章問題割合
2025/5/31

1. 問題の内容

ある工場で製品Aと製品Bを合わせて400個作った。製品Aの不良率は15%、製品Bの不良率は20%で、不良品の合計は72個であった。製品Aを何個作ったかを求める。

2. 解き方の手順

1. 製品Aの個数を $x$、製品Bの個数を $y$ とする。

2. 製品Aと製品Bの合計に関する方程式を立てる。

x+y=400x + y = 400

3. 不良品の個数に関する方程式を立てる。製品Aの不良品は $0.15x$、製品Bの不良品は $0.20y$。

0.15x+0.20y=720.15x + 0.20y = 72

4. 連立方程式を解く。まず、1番目の式から $y$ を $x$ で表す。

y=400xy = 400 - x

5. この $y$ を2番目の式に代入する。

0.15x+0.20(400x)=720.15x + 0.20(400 - x) = 72

6. 式を整理して $x$ を求める。

0.15x+800.20x=720.15x + 80 - 0.20x = 72
0.05x=8-0.05x = -8
x=80.05=160x = \frac{-8}{-0.05} = 160

7. $x$ を最初の式に代入して、$y$ を求める。

y=400160=240y = 400 - 160 = 240

3. 最終的な答え

製品Aは160個作った。

「代数学」の関連問題

$x > -3$ かつ $y > 2$ のとき、$xy - 6 > 2x - 3y$ を証明する。

不等式証明代数操作
2025/6/2

複数の数学の問題が出題されています。それぞれの問題を個別に解答します。

一次関数連立方程式グラフ直線の式座標図形
2025/6/2

与えられた不等式 $3x + 1 \leq 2x - 5$ を解き、$x$ の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/6/2

与えられた不等式 $4 + x < 4x - 2$ を解き、$x$ の範囲を求める問題です。

不等式一次不等式解の範囲
2025/6/2

与えられた7つの行列の行列式を計算する問題です。

行列式線形代数行列
2025/6/2

次の3つの問題に答えます。 (1) 直線 $y = 2x + a$ と双曲線 $x^2 - y^2 = 1$ が異なる2点で交わるような $a$ の値の範囲を求めます。 (2) 直線 $y = mx ...

二次曲線判別式接線共有点双曲線楕円放物線
2025/6/2

数列$\{a_n\}$があり、初項は2である。初項から第n項までの和を$S_n$とする。数列$\{S_n\}$は漸化式 $S_{n+1} = \frac{1}{2}S_n + 3^{n+1}$ ($n...

数列漸化式等比数列分数式
2025/6/2

与えられた2次関数 $y = 2x^2 + 8x + 5$ を $y = a(x-p)^2 + q$ の形に変形し、グラフの軸と頂点を求め、グラフを描く問題です。

二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/2

この問題は、楕円と複素数に関する問題です。 (1)では、楕円 $C: \frac{x^2}{25} + \frac{y^2}{9} = 1$ の焦点の座標と、楕円上の点Pに関する性質を求めます。さらに...

楕円複素数極形式複素数平面面積最大化
2025/6/2

与えられた2次関数の式 $y = (x-2)^2 - 2$ について、グラフの軸、頂点の座標、そしてグラフが上に凸か下に凸かを答える問題です。

二次関数グラフ頂点平方完成
2025/6/2