与えられた2次関数 $y = 2x^2 + 8x + 5$ を $y = a(x-p)^2 + q$ の形に変形し、グラフの軸と頂点を求め、グラフを描く問題です。

代数学二次関数平方完成グラフ頂点
2025/6/2

1. 問題の内容

与えられた2次関数 y=2x2+8x+5y = 2x^2 + 8x + 5y=a(xp)2+qy = a(x-p)^2 + q の形に変形し、グラフの軸と頂点を求め、グラフを描く問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=2x2+8x+5y = 2x^2 + 8x + 5 を平方完成します。
まず、x2x^2 の係数で x2x^2xx の項をくくります。
y=2(x2+4x)+5y = 2(x^2 + 4x) + 5
次に、括弧の中を平方完成します。x2+4xx^2 + 4x を平方完成するには、(x+2)2=x2+4x+4(x + 2)^2 = x^2 + 4x + 4 となるように 44 を足して引きます。
y=2(x2+4x+44)+5y = 2(x^2 + 4x + 4 - 4) + 5
y=2((x+2)24)+5y = 2((x + 2)^2 - 4) + 5
括弧を外し、$定数項を計算します。
y=2(x+2)28+5y = 2(x + 2)^2 - 8 + 5
y=2(x+2)23y = 2(x + 2)^2 - 3
したがって、与えられた2次関数は、y=2(x+2)23y = 2(x + 2)^2 - 3 と変形できます。
グラフの軸は x=2x = -2 で、頂点は (2,3)(-2, -3) です。
グラフを描くには、いくつかの点を見つける必要があります。頂点は (2,3)(-2, -3) です。x=1x = -1 のとき、y=2(1+2)23=2(1)23=1y = 2(-1 + 2)^2 - 3 = 2(1)^2 - 3 = -1 です。したがって、点 (1,1)(-1, -1) はグラフ上にあります。x=3x = -3 のとき、y=2(3+2)23=2(1)23=1y = 2(-3 + 2)^2 - 3 = 2(-1)^2 - 3 = -1 です。したがって、点 (3,1)(-3, -1) はグラフ上にあります。
x=0x=0のとき、y=2(0+2)23=2(2)23=83=5y = 2(0 + 2)^2 - 3 = 2(2)^2 - 3 = 8-3=5
グラフにこれらの点を描き、滑らかな曲線でつなぎます。

3. 最終的な答え

2次関数の式:y=2(x+2)23y = 2(x + 2)^2 - 3
軸:x=2x = -2
頂点:(2,3)(-2, -3)
グラフ:(グラフ用紙に上記の頂点と点をプロットし、滑らかな曲線で結ぶ)

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