AP + PB の最小値を求めるには、点Aまたは点Bのいずれか一方を直線 y=2x+1 に関して対称な点 A' または B' を求め、A'とBを結ぶ直線、またはAとB'を結ぶ直線と直線 y=2x+1 の交点を求めることで点 P を決定します。ここでは、点Aの対称点 A' を求めることにします。 まず、直線 y=2x+1 に垂直で点 A(3, 1) を通る直線の方程式を求めます。 直線の傾きは −21 なので、直線の方程式は y−1=−21(x−3) y=−21x+25 次に、直線 y=2x+1 と直線 y=−21x+25 の交点を求めます。 2x+1=−21x+25 25x=23 y=2⋅53+1=511 交点を M とすると、M の座標は (53,511) です。 点 A'(x', y') は、点 M が線分 AA' の中点になるように定まります。
2x′+3=53 x′+3=56 x′=56−3=−59 2y′+1=511 y′+1=522 y′=522−1=517 したがって、A' の座標は (−59,517) です。 次に、直線 A'B の方程式を求めます。
傾きは、4−(−59)5−517=52958=298 です。 直線の方程式は
y−5=298(x−4) y=298x−2932+5=298x+29113 点 P は、直線 y=2x+1 と直線 A'B の交点なので、 2x+1=298x+29113 58x+29=8x+113 x=5084=2542 y=2⋅2542+1=2584+2525=25109 したがって、点 P の座標は (2542,25109) です。