Aさんは100円硬貨と50円硬貨を合わせて1400円持っています。もし、100円硬貨と50円硬貨の枚数を逆にすると、1600円になります。Aさんの持っている100円硬貨と50円硬貨の枚数をそれぞれ求めなさい。

代数学連立方程式文章問題方程式
2025/5/31

1. 問題の内容

Aさんは100円硬貨と50円硬貨を合わせて1400円持っています。もし、100円硬貨と50円硬貨の枚数を逆にすると、1600円になります。Aさんの持っている100円硬貨と50円硬貨の枚数をそれぞれ求めなさい。

2. 解き方の手順

まず、100円硬貨の枚数を xx 、50円硬貨の枚数を yy とします。
問題文より、

1. 100円硬貨と50円硬貨の合計金額は1400円である。

2. 100円硬貨と50円硬貨の枚数を逆にすると、合計金額は1600円になる。

上記1.より、次の式が成り立ちます。
100x+50y=1400100x + 50y = 1400
上記2.より、次の式が成り立ちます。
100y+50x=1600100y + 50x = 1600
上記2つの式を連立方程式として解きます。
まず、最初の式を簡略化するために両辺を50で割ります。
2x+y=282x + y = 28
次に、2番目の式も簡略化するために両辺を50で割ります。
2y+x=322y + x = 32
整理すると
x+2y=32x + 2y = 32
上記の2つの式を使って連立方程式を解きます。
2x+y=282x + y = 28
x+2y=32x + 2y = 32
2番目の式を2倍します。
2x+4y=642x + 4y = 64
最初の式から上記の式を引きます。
(2x+y)(2x+4y)=2864(2x + y) - (2x + 4y) = 28 - 64
3y=36-3y = -36
y=12y = 12
y=12y = 12 を最初の式に代入します。
2x+12=282x + 12 = 28
2x=162x = 16
x=8x = 8
したがって、100円硬貨は8枚、50円硬貨は12枚です。

3. 最終的な答え

100円硬貨:8枚
50円硬貨:12枚

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