ある自動車がA県から300km離れたB県まで行くのに、一般道路を2時間、高速道路を3時間走った。また、この自動車は、高速道路を一般道路より時速50kmだけ速く走った。一般道路、高速道路を走ったときの速さをそれぞれ求めよ。

代数学連立方程式文章問題速度距離時間
2025/5/31

1. 問題の内容

ある自動車がA県から300km離れたB県まで行くのに、一般道路を2時間、高速道路を3時間走った。また、この自動車は、高速道路を一般道路より時速50kmだけ速く走った。一般道路、高速道路を走ったときの速さをそれぞれ求めよ。

2. 解き方の手順

一般道路の速さをxx km/時、高速道路の速さをyy km/時とする。
高速道路は一般道路より時速50km速いので、
y=x+50y = x + 50
一般道路を2時間、高速道路を3時間走って、合計300km進むので、
2x+3y=3002x + 3y = 300
上記の2つの式を連立方程式として解く。
y=x+50y = x + 502x+3y=3002x + 3y = 300 に代入すると、
2x+3(x+50)=3002x + 3(x + 50) = 300
2x+3x+150=3002x + 3x + 150 = 300
5x=1505x = 150
x=30x = 30
x=30x = 30y=x+50y = x + 50 に代入すると、
y=30+50y = 30 + 50
y=80y = 80
したがって、一般道路の速さは30km/時、高速道路の速さは80km/時である。

3. 最終的な答え

一般道路の速さ = 時速 30 km
高速道路の速さ = 時速 80 km

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