空間内の2つの直線 $l$, $m$ と平面 $\alpha$ について、以下の2つの記述が正しいかどうか判定する問題です。正しい場合は1、正しくない場合は2をマークします。 (1) $l // \alpha$ かつ $m // \alpha$ ならば、$l // m$ である。 (2) $l \perp m$, $\alpha // l$ ならば、$\alpha \perp m$ である。

幾何学空間図形直線平面平行垂直
2025/5/31

1. 問題の内容

空間内の2つの直線 ll, mm と平面 α\alpha について、以下の2つの記述が正しいかどうか判定する問題です。正しい場合は1、正しくない場合は2をマークします。
(1) l//αl // \alpha かつ m//αm // \alpha ならば、l//ml // m である。
(2) lml \perp m, α//l\alpha // l ならば、αm\alpha \perp m である。

2. 解き方の手順

(1) llmmが両方とも平面α\alphaに平行であっても、llmmが平行であるとは限りません。例えば、llmmが平面α\alpha上で交わっている場合や、llmmがねじれの位置にある場合などが考えられます。したがって、この記述は正しくありません。
(2) lml \perp m かつ α//l\alpha // l のとき、α\alphall に平行なので、ll と同じ向きのベクトルを持ちます。また、lml \perp m なので、llmm は直交します。したがって、α\alphamm も直交します。よって、αm\alpha \perp m が成り立ちます。したがって、この記述は正しいです。

3. 最終的な答え

(1) 2
(2) 1

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