この問題は、偶数と偶数の和が偶数になることを証明する際の間違いを指摘するものです。与えられた説明では、2つの偶数を$2m$と$2m$と表現していますが、これが誤りである理由を説明する必要があります。

数論偶数証明整数加法
2025/5/31

1. 問題の内容

この問題は、偶数と偶数の和が偶数になることを証明する際の間違いを指摘するものです。与えられた説明では、2つの偶数を2m2m2m2mと表現していますが、これが誤りである理由を説明する必要があります。

2. 解き方の手順

与えられた証明の間違いは、2つの偶数を同じ文字mmを使って2m2m2m2mと表している点です。これでは、2つの偶数は同じ数であるという前提になってしまいます。異なる偶数を表現するためには、異なる文字を使う必要があります。
正しい表現は、mmnnを整数として、2つの偶数を2m2m2n2nと表すことです。
このとき、2つの偶数の和は、
2m+2n=2(m+n)2m + 2n = 2(m+n)
となります。
m+nm+nは整数なので、2(m+n)2(m+n)は偶数であることが言えます。

3. 最終的な答え

与えられた説明の間違いは、2つの偶数を同じ変数mmを使って2m2m2m2mと表している点です。異なる偶数を表すためには、異なる変数を使用する必要があります。

「数論」の関連問題

問題4(1): 2桁の自然数について、その数の一の位の数の4倍を足すと5の倍数になることを説明せよ。

整数の性質倍数桁数
2025/7/27

7で割ると2余り、9で割ると7余る自然数 $n$ を、63で割ったときの余りを求めよ。

合同式剰余中国剰余定理
2025/7/27

次の2つの不定方程式の整数解を全て求める問題です。 (1) $11x + 8y = 1$ (2) $56x - 23y = 2$

不定方程式整数解ユークリッドの互除法
2025/7/27

7の2022乗の1の位の数を求める問題です。つまり、$7^{2022}$ の一の位を求める問題です。

整数の性質累乗周期性mod
2025/7/27

与えられた線形方程式 $25x - 61y = 12$ を解くことを求められています。ただし、整数解を求めることを想定します。

ディオファントス方程式整数解拡張ユークリッドの互除法
2025/7/27

$n$ は自然数とする。$n+1$ は 6 の倍数であり、$n+4$ は 9 の倍数であるとき、$n+13$ は 18 の倍数であることを証明する。

整数の性質倍数合同式証明
2025/7/27

正の整数 $n$ が与えられたとき、$n$, 175, 250 の最大公約数が 25 であり、最小公倍数が 3500 であるような $n$ をすべて求める問題です。

最大公約数最小公倍数素因数分解
2025/7/27

整数 $n$ について、以下の3つの命題を証明する。 (1) $n^2 + 3n$ は偶数である。 (2) $n^3 + 3n^2 + 2n$ は6の倍数である。 (3) $n$ が奇数ならば、$n^...

整数の性質倍数因数分解偶数奇数
2025/7/27

$m$, $n$, $k$ は自然数とする。命題「積 $mnk$ は偶数ならば、$m$, $n$, $k$ の少なくとも1つは偶数である」が真であることを証明する。

命題対偶整数の性質偶数奇数証明
2025/7/27

整数 $n$ について、「$n^3 + 1$ が奇数ならば、$n$ は偶数である」という命題を、対偶を用いて証明する。

命題証明対偶整数の性質偶数奇数代数
2025/7/27