放物線 $y = -2x^2$ を平行移動して、頂点が指定された点となるようにする。それぞれのケースについて、移動後の放物線の方程式を求めよ。

代数学二次関数放物線平行移動頂点方程式
2025/3/26

1. 問題の内容

放物線 y=2x2y = -2x^2 を平行移動して、頂点が指定された点となるようにする。それぞれのケースについて、移動後の放物線の方程式を求めよ。

2. 解き方の手順

放物線の平行移動は、頂点の移動に対応する。
元の放物線 y=2x2y = -2x^2 の頂点は原点 (0,0)(0, 0) である。
(1) 頂点が (1,3)(1, -3) となる場合
xx軸方向に1、 yy軸方向に-3平行移動する。したがって、放物線の方程式は
y=2(x1)23y = -2(x - 1)^2 - 3
展開して整理すると、
y=2(x22x+1)3=2x2+4x23=2x2+4x5y = -2(x^2 - 2x + 1) - 3 = -2x^2 + 4x - 2 - 3 = -2x^2 + 4x - 5
(2) 頂点が (2,5)(-2, 5) となる場合
xx軸方向に-2、 yy軸方向に5平行移動する。したがって、放物線の方程式は
y=2(x(2))2+5y = -2(x - (-2))^2 + 5
y=2(x+2)2+5y = -2(x + 2)^2 + 5
展開して整理すると、
y=2(x2+4x+4)+5=2x28x8+5=2x28x3y = -2(x^2 + 4x + 4) + 5 = -2x^2 - 8x - 8 + 5 = -2x^2 - 8x - 3

3. 最終的な答え

(1) y=2x2+4x5y = -2x^2 + 4x - 5
(2) y=2x28x3y = -2x^2 - 8x - 3

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