Pの所持金はQの所持金の1.4倍だった。その後、2人とも1000円ずつ使ったところ、Pの所持金はQの所持金の1.5倍になった。現在のPの所持金を求める。

代数学連立方程式文章問題比率
2025/6/1

1. 問題の内容

Pの所持金はQの所持金の1.4倍だった。その後、2人とも1000円ずつ使ったところ、Pの所持金はQの所持金の1.5倍になった。現在のPの所持金を求める。

2. 解き方の手順

まず、PとQの最初の所持金をそれぞれ P0P_0Q0Q_0 とする。問題文より、
P0=1.4Q0P_0 = 1.4 Q_0
次に、2人とも1000円ずつ使った後の所持金をそれぞれ P1P_1Q1Q_1 とする。問題文より、
P1=P01000P_1 = P_0 - 1000
Q1=Q01000Q_1 = Q_0 - 1000
また、Pの所持金はQの所持金の1.5倍になったので、
P1=1.5Q1P_1 = 1.5 Q_1
これらの式を連立させて解く。
P01000=1.5(Q01000)P_0 - 1000 = 1.5 (Q_0 - 1000)
1.4Q01000=1.5Q015001.4 Q_0 - 1000 = 1.5 Q_0 - 1500
0.1Q0=5000.1 Q_0 = 500
Q0=5000Q_0 = 5000
P0=1.4×5000=7000P_0 = 1.4 \times 5000 = 7000
したがって、最初の所持金はPが7000円、Qが5000円。
1000円ずつ使った後の所持金は、
P1=70001000=6000P_1 = 7000 - 1000 = 6000
Q1=50001000=4000Q_1 = 5000 - 1000 = 4000
現在のPの所持金は6000円である。

3. 最終的な答え

6000 円

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