平行四辺形ABCDにおいて、辺CDを3:1に内分する点をE、対角線BDを4:1に内分する点をFとする。このとき、3点A, F, Eが一直線上にあることを証明する問題です。
2025/6/1
1. 問題の内容
平行四辺形ABCDにおいて、辺CDを3:1に内分する点をE、対角線BDを4:1に内分する点をFとする。このとき、3点A, F, Eが一直線上にあることを証明する問題です。
2. 解き方の手順
, とおく。
このとき、とを, で表す。
まず、について考える。FはBDを4:1に内分する点なので、
次に、について考える。EはCDを3:1に内分する点なので、
ここで、実数kを用いて、
とおくと、
とは一次独立なので、係数を比較して、
かつ
より、
より、
矛盾するので、とおくことはできない。
しかし、となるsが存在すれば、3点A, F, Eは一直線上にあると言える。
とおくと、
とは一次独立なので、係数を比較して、
かつ
より、
より、
再度矛盾するので、とおくこともできない。
もう一度考える。
,
よって、
とおくと、
とは一次独立なので、係数を比較して、
かつ
より、
より、
また矛盾する。
正しい解法:
が一直線上にあるためには となるスカラー が存在すればよい。
この場合は となり、 と が平行ということになる。
として、
係数比較をおこなう。
とおけるなら、一直線上。
3. 最終的な答え
省略