まず、対数の定義から、真数条件を確認します。
x+1>0 かつ 3−x>0 である必要があります。 これより、x>−1 かつ x<3 となるので、−1<x<3 が定義域となります。 次に、対数の性質を利用して、関数を整理します。対数の和は真数の積になるので、
y=log21((x+1)(3−x)) となります。 y=log21(−x2+2x+3) f(x)=−x2+2x+3 とおくと、 y=log21(f(x)) となります。 底が 21 である対数は、真数が大きくなるほど値が小さくなる減少関数です。 したがって、y が最小となるのは、f(x) が最大となるときです。 f(x)=−x2+2x+3=−(x2−2x)+3=−(x2−2x+1)+1+3=−(x−1)2+4 f(x) は x=1 で最大値 4 をとります。 定義域 −1<x<3 内で x=1 をとるので、 x=1 のとき f(x) は最大値 4 を取ります。 y の最小値は、x=1 のときの y の値なので、 ymin=log21(4)=log21((21)−2)=−2