まず、各項の係数である15と60の最大公約数を求めます。15と60の最大公約数は15です。
そこで、式全体を15でくくります。
15x2−60y2=15(x2−4y2) 次に、x2−4y2 の部分に注目します。 これは a2−b2=(a+b)(a−b) の形の因数分解を利用できることに気づきます。 4y2 は (2y)2 と書けるので、x2−4y2=x2−(2y)2 となります。 したがって、x2−(2y)2=(x+2y)(x−2y) と因数分解できます。 よって、15(x2−4y2)=15(x+2y)(x−2y) となります。