画像に記載された問題のうち、いくつかを選んで解いていきます。
**6 (1): 行列の加算**
与えられた行列の和を計算します。
(1230)+(11−20)=(1+12+13+(−2)0+0)=(2310) **6 (2): 行列の乗算**
与えられた行列の積を計算します。
(1230)(11−20)=(1∗1+3∗12∗1+0∗11∗(−2)+3∗02∗(−2)+0∗0)=(42−2−4) **6 (6): 転置行列**
与えられた行列の転置行列を計算します。
(1230) の転置行列は、行と列を入れ替えることで得られます。 (1320) **7 (1): AX = B を満たす行列 X**
A=(5121), B=(2124) が与えられています。AX=B を満たす行列 X を求めるためには、X=A−1B を計算します。 まず、A−1を求めます。Aの行列式は5∗1−2∗1=3です。したがって、A−1=31(1−1−25)となります。 次に、X=A−1Bを計算します。 X=31(1−1−25)(2124)=31(1∗2+(−2)∗1−1∗2+5∗11∗2+(−2)∗4−1∗2+5∗4)=31(03−618)=(01−26) **8 (1): 正則であるための条件と逆行列**
(5102a) が正則であるためには、行列式が0でないことが条件です。 行列式は、5a−20 です。 したがって、5a−20=0 より、a=4 が正則であるための条件です。 次に、逆行列を求めます。a=4のとき、逆行列は、 5a−201(a−10−25) **9: 条件にあてはまる行列を選ぶ**
行列 A, B, C, D, E, F について、それぞれの条件に当てはまるものを選びます。
(1) 単位行列: C
(2) 交代行列: なし (交代行列は対角成分が全て0であり、かつA^T = -Aを満たす行列)
(3) 対角行列: C, B
(4) 正則でない正方行列: F (行列式が0なので正則でない)
(5) 2x3行列: E
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