与えられた式を因数分解するために、まず共通因数でくくり出すことを試みます。
最初の2つの項 ab2−a には a が共通因数として含まれているので、a でくくり出すと、 次の2つの項 b2−b には b が共通因数として含まれているので、b でくくり出すと、 これらを元の式に代入すると、
ab2−a+b2−b=a(b2−1)+(b2−b) b2−1 は (b−1)(b+1) と因数分解できるため、 a(b2−1)=a(b−1)(b+1) また、b2−b は b(b−1) と因数分解できる。 したがって、元の式は
ab2−a+b2−b=a(b−1)(b+1)+b(b−1) ここで、(b−1) が共通因数として含まれているので、(b−1) でくくり出すと、 (b−1)(a(b+1)+b) (b−1)(ab+a+b) したがって、ab2−a+b2−b=(b−1)(ab+a+b)