直線 $l: 2x + y - 5 = 0$ に関して、点 $A(-4, 3)$ と対称な点 $B$ の座標を求める。

幾何学座標平面直線対称点垂直条件連立方程式
2025/6/2

1. 問題の内容

直線 l:2x+y5=0l: 2x + y - 5 = 0 に関して、点 A(4,3)A(-4, 3) と対称な点 BB の座標を求める。

2. 解き方の手順

BB の座標を (x,y)(x, y) とおく。
AA と点 BB の中点を MM とすると、MM は直線 ll 上にある。
MM の座標は (x42,y+32)\left(\frac{x-4}{2}, \frac{y+3}{2}\right) である。
MM が直線 ll 上にあるので、
2(x42)+(y+32)5=02\left(\frac{x-4}{2}\right) + \left(\frac{y+3}{2}\right) - 5 = 0
x4+y+325=0x - 4 + \frac{y+3}{2} - 5 = 0
2x8+y+310=02x - 8 + y + 3 - 10 = 0
2x+y15=02x + y - 15 = 0
また、直線 ABAB は直線 ll に垂直である。
直線 ABAB の傾きは y3x+4\frac{y - 3}{x + 4} である。
直線 ll の傾きは 2-2 である。
垂直条件より、
y3x+4(2)=1\frac{y - 3}{x + 4} \cdot (-2) = -1
y3x+4=12\frac{y - 3}{x + 4} = \frac{1}{2}
2(y3)=x+42(y - 3) = x + 4
2y6=x+42y - 6 = x + 4
x2y+10=0x - 2y + 10 = 0
2つの式を連立して解く。
2x+y15=02x + y - 15 = 0
x2y+10=0x - 2y + 10 = 0
2番目の式を2倍して、
2x4y+20=02x - 4y + 20 = 0
1番目の式から引くと、
5y35=05y - 35 = 0
y=7y = 7
x2y+10=0x - 2y + 10 = 0 に代入して、
x14+10=0x - 14 + 10 = 0
x=4x = 4
したがって、点 BB の座標は (4,7)(4, 7) である。

3. 最終的な答え

点Bの座標は (4,7)(4, 7)

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