ベクトル $\vec{a} = (4, -3)$ と $\vec{b} = (2, 1)$ が与えられている。まず、$\vec{a} \cdot \vec{b}$を計算する。次に、$\vec{p} = \vec{a} + t\vec{b}$ (ここで $t$ は実数) とする。$\vec{a}$ と $\vec{p}$ が垂直であるときの $t$ の値を求める。最後に、$|\vec{p}|$ が最小となるときの $t$ の値を求める。
2025/6/2
1. 問題の内容
ベクトル と が与えられている。まず、を計算する。次に、 (ここで は実数) とする。 と が垂直であるときの の値を求める。最後に、 が最小となるときの の値を求める。
2. 解き方の手順
(1) 内積 を計算する。
内積の定義より、
(2) と が垂直であるときの の値を求める。
と が垂直であるとき、 である。
なので、
(3) が最小となるときの の値を求める。
が最小となる の値を求めるために、平方完成を行う。
は のときに最小値 20 をとる。したがって、 が最小となるのは のときである。
3. 最終的な答え
と が垂直であるとき
が最小となる時