四面体OABCにおいて、辺ABを2:1に内分する点をD、線分CDを4:1に内分する点をE、線分OEの中点をFとする。直線CFが平面OABと交わる点をGとするとき、点Gの位置ベクトルを$\vec{OA}, \vec{OB}$を用いて表す問題を解く。
2025/6/2
1. 問題の内容
四面体OABCにおいて、辺ABを2:1に内分する点をD、線分CDを4:1に内分する点をE、線分OEの中点をFとする。直線CFが平面OABと交わる点をGとするとき、点Gの位置ベクトルをを用いて表す問題を解く。
2. 解き方の手順
(1) 点Dの位置ベクトルをで表す。Dは辺ABを2:1に内分するので、
(2) 点Eの位置ベクトルをで表す。Eは線分CDを4:1に内分するので、
(3) 点Fの位置ベクトルをで表す。Fは線分OEの中点なので、
(4) 点Gの位置ベクトルをで表す。Gは直線CF上にあるので、を実数として、
(5) 点Gは平面OAB上にあるので、はの線形結合で表せる。したがって、の係数は0である。
より、
(6) をに代入する。