円に内接する四角形ABCDがあり、辺BCを延長した線と辺ADを延長した線の交点をEとする。また、線分ACと線分BDの交点をFとする。∠BCE = 57°、∠DEC = 34°のとき、∠ABC = x を求める問題です。

幾何学四角形内接角度三角形
2025/3/26

1. 問題の内容

円に内接する四角形ABCDがあり、辺BCを延長した線と辺ADを延長した線の交点をEとする。また、線分ACと線分BDの交点をFとする。∠BCE = 57°、∠DEC = 34°のとき、∠ABC = x を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、三角形CEDに着目します。三角形の内角の和は180°なので、∠CDEは、
CDE=180°DECBCE=180°34°57°=89°∠CDE = 180° - ∠DEC - ∠BCE = 180° - 34° - 57° = 89°
となります。
次に、円に内接する四角形ABCDに着目します。円に内接する四角形の対角の和は180°なので、
ABC+ADC=180°∠ABC + ∠ADC = 180°
となります。
したがって、
ABC=x=180°ADC=180°ADE∠ABC = x = 180° - ∠ADC = 180° - ∠ADE
また、ADE=CDE=89°∠ADE = ∠CDE = 89°なので、
x=180°89°=91°x = 180° - 89° = 91°

3. 最終的な答え

91°

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