1. 問題の内容
ボールを発射する問題を解き、発射角度が45°と30°の場合における水平距離を比較し、どちらの角度で発射した方が水平距離が長くなるかを答える。
2. 解き方の手順
まず、ボールの初速度を とします。発射角度を とします。重力加速度を とします。
水平方向の速度は で、鉛直方向の速度は です。
ボールが地面に落下するまでの時間は、鉛直方向の運動を考えることで求められます。
または
は発射時なので、地面に落下するまでの時間は です。
水平距離 は、水平方向の速度と時間の積で求められます。
発射角度が45°の場合:
のとき、
したがって、ケコ = , サ = 0
発射角度が30°の場合:
のとき、
したがって、シス = , セ = 0
と を比較します。
したがって、 です。
3. 最終的な答え
① ボールを水平方向から45°の方向に発射した方が、水平方向から30°の方向に発射するより、ボールが地面に落下するまでの間に進んだ水平距離が長い