木までの距離が10mで、木の先端を見上げた角度(仰角)が30度のとき、木の高さを求めます。目の高さは考慮しないものとします。

幾何学三角比高さ仰角直角三角形
2025/3/27

1. 問題の内容

木までの距離が10mで、木の先端を見上げた角度(仰角)が30度のとき、木の高さを求めます。目の高さは考慮しないものとします。

2. 解き方の手順

木の高さ、距離、仰角によって直角三角形が形成されると考えます。
仰角をθ\theta、木の高さをhh、木までの距離をddとすると、
tanθ=hd\tan \theta = \frac{h}{d}
という関係が成り立ちます。
問題文より、θ=30\theta = 30^\circd=10md = 10mなので、
h=dtanθh = d \tan \theta
h=10tan30h = 10 \tan 30^\circ
tan30=13\tan 30^\circ = \frac{1}{\sqrt{3}}なので、
h=10×13=103h = 10 \times \frac{1}{\sqrt{3}} = \frac{10}{\sqrt{3}}
分母を有理化するために、分子と分母に3\sqrt{3}を掛けます。
h=103×33=1033h = \frac{10}{\sqrt{3}} \times \frac{\sqrt{3}}{\sqrt{3}} = \frac{10\sqrt{3}}{3}

3. 最終的な答え

1033\frac{10\sqrt{3}}{3} m

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