直角三角形ABCにおいて、$AB=2$, $BC=\sqrt{3}$, $AC=1$であるとき、$\tan B$の値を求めよ。

幾何学三角比直角三角形tanピタゴラスの定理有理化
2025/3/27

1. 問題の内容

直角三角形ABCにおいて、AB=2AB=2, BC=3BC=\sqrt{3}, AC=1AC=1であるとき、tanB\tan Bの値を求めよ。

2. 解き方の手順

三角形ABCが直角三角形であるという情報から、どの角が直角であるかを特定する必要があります。ピタゴラスの定理、a2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2 を用いて確認します。ここで、cc は斜辺で、最も長い辺です。
AC2+BC2=12+(3)2=1+3=4AC^2 + BC^2 = 1^2 + (\sqrt{3})^2 = 1 + 3 = 4
AB2=22=4AB^2 = 2^2 = 4
したがって、AC2+BC2=AB2AC^2 + BC^2 = AB^2が成り立つため、角Cが直角です。
tanB\tan Bは、直角三角形において、tanB=対辺隣辺 \tan B = \frac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}で定義されます。
角Bの対辺はAC、隣辺はBCなので、
tanB=ACBC=13\tan B = \frac{AC}{BC} = \frac{1}{\sqrt{3}}
13\frac{1}{\sqrt{3}}を分母の有理化を行うと、
13=1×33×3=33\frac{1}{\sqrt{3}} = \frac{1 \times \sqrt{3}}{\sqrt{3} \times \sqrt{3}} = \frac{\sqrt{3}}{3}

3. 最終的な答え

tanB=33\tan B = \frac{\sqrt{3}}{3}

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