画像にある問題の中から、3.(1)の行列が対角化可能かどうか判定し、可能であれば対角化する問題を選んで解答します。問題の行列を$A$とすると、$A = \begin{pmatrix} 1 & 5 & 1 \\ 4 & 0 & 1 \\ 0 & 0 & -4 \end{pmatrix}$です。
2025/6/3
1. 問題の内容
画像にある問題の中から、3.(1)の行列が対角化可能かどうか判定し、可能であれば対角化する問題を選んで解答します。問題の行列をとすると、です。
2. 解き方の手順
まず、行列の固有値を求めます。固有方程式は、です。ここで、は単位行列、は固有値を表します。
固有方程式は以下のようになります。
したがって、固有値は, , です。
固有値は重複度2を持つため、固有空間の次元を調べます。
この行列のランクは2です。したがって、固有値-4に対応する固有空間の次元は、です。
固有値-4に対する固有空間の次元が重複度2より小さいため、行列は対角化不可能であると結論付けることができます。
3. 最終的な答え
与えられた行列は対角化不可能である。