等差数列において、第8項が47であり、初項から第8項までの和が180であるとき、初項と公差を求めよ。

代数学等差数列数列連立方程式
2025/6/3

1. 問題の内容

等差数列において、第8項が47であり、初項から第8項までの和が180であるとき、初項と公差を求めよ。

2. 解き方の手順

等差数列の一般項を ana_n、初項を aa、公差を dd とすると、以下の式が成り立つ。
* 第n項の公式: an=a+(n1)da_n = a + (n-1)d
* 初項から第n項までの和の公式: Sn=n2(2a+(n1)d)S_n = \frac{n}{2}(2a + (n-1)d)
問題文より、第8項が47なので、
a8=a+7d=47a_8 = a + 7d = 47 ...(1)
また、初項から第8項までの和が180なので、
S8=82(2a+7d)=180S_8 = \frac{8}{2}(2a + 7d) = 180
4(2a+7d)=1804(2a + 7d) = 180
2a+7d=452a + 7d = 45 ...(2)
(1)と(2)の連立方程式を解く。
(1)より、a=477da = 47 - 7d ...(3)
(3)を(2)に代入する。
2(477d)+7d=452(47 - 7d) + 7d = 45
9414d+7d=4594 - 14d + 7d = 45
7d=4594-7d = 45 - 94
7d=49-7d = -49
d=7d = 7
d=7d = 7 を(3)に代入する。
a=477(7)a = 47 - 7(7)
a=4749a = 47 - 49
a=2a = -2
したがって、初項は-2、公差は7となる。

3. 最終的な答え

初項: -2
公差: 7

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