(1) 袋の中に赤玉2個、青玉3個、黄玉5個が入っている。この袋の中から1個を選ぶとき、それが赤玉である確率を求めよ。 (2) 女子3人と男子4人のグループから1人を選ぶとき、男子である確率を求めよ。 (3) 1から9までの整数が1つずつ書かれている9枚のカードの中から1枚のカードを取り出すとき、カードに書かれている数が3の倍数である確率を求めよ。 (4) 2から11までの整数が1つずつ書かれている10枚のカードの中から1枚のカードを取り出すとき、カードに書かれている数が12の約数である確率を求めよ。 (5) 2つのサイコロA, Bを同時に投げるとき、出た目の数の和が10以上となる確率を求めよ。 (6) 生徒120人の家庭学習時間のデータの箱ひげ図から読み取れることとして適切なものを(i), (ii)のうちから選べ。 (i) 家庭学習時間が20分以上40分未満の生徒は20人以上いる。 (ii) 家庭学習時間が70分以下の生徒は60人以上いる。

確率論・統計学確率事象サイコロ箱ひげ図
2025/3/27
はい、承知いたしました。画像に写っている問題を解きます。

1. 問題の内容

(1) 袋の中に赤玉2個、青玉3個、黄玉5個が入っている。この袋の中から1個を選ぶとき、それが赤玉である確率を求めよ。
(2) 女子3人と男子4人のグループから1人を選ぶとき、男子である確率を求めよ。
(3) 1から9までの整数が1つずつ書かれている9枚のカードの中から1枚のカードを取り出すとき、カードに書かれている数が3の倍数である確率を求めよ。
(4) 2から11までの整数が1つずつ書かれている10枚のカードの中から1枚のカードを取り出すとき、カードに書かれている数が12の約数である確率を求めよ。
(5) 2つのサイコロA, Bを同時に投げるとき、出た目の数の和が10以上となる確率を求めよ。
(6) 生徒120人の家庭学習時間のデータの箱ひげ図から読み取れることとして適切なものを(i), (ii)のうちから選べ。
(i) 家庭学習時間が20分以上40分未満の生徒は20人以上いる。
(ii) 家庭学習時間が70分以下の生徒は60人以上いる。

2. 解き方の手順

(1)
赤玉である確率は、全玉の数に対する赤玉の数の割合で求められます。
全玉の数は 2+3+5=102 + 3 + 5 = 10 個です。
赤玉の数は2個なので、確率は 2/10=1/52/10 = 1/5 です。
(2)
男子である確率は、グループ全体の人数に対する男子の数の割合で求められます。
グループ全体の人数は 3+4=73 + 4 = 7 人です。
男子の人数は4人なので、確率は 4/74/7 です。
(3)
1から9までの整数の中で3の倍数は、3, 6, 9の3つです。
確率は、3の倍数の数 / 全体の数 で求められます。
確率は 3/9=1/33/9 = 1/3 です。
(4)
2から11までの整数は、2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11の10個です。
この中で12の約数は、2, 3, 4, 6 です。
確率は、12の約数の数 / 全体の数 で求められます。
確率は 4/10=2/54/10 = 2/5 です。
(5)
2つのサイコロの目の和が10以上になるのは、次の組み合わせです。
(4, 6), (5, 5), (5, 6), (6, 4), (6, 5), (6, 6)の6通り。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通り。
確率は 6/36=1/66/36 = 1/6 です。
(6)
箱ひげ図から、
(i) 20分以上40分未満の生徒に関する情報は直接的には読み取れませんが、最小値が35分なので、家庭学習時間が20分以上40分未満の生徒は0人です。したがって、(i)は不適切です。
(ii) 第2四分位数(中央値)が65分、第3四分位数が75分なので、70分以下の生徒はおよそ半数以上いると考えられます。箱ひげ図から、少なくとも全体の25%(第1四分位数以下)と中央値以下が70分以下なので、60人以上いる可能性はあります。よって、(ii)は適切です。

3. 最終的な答え

(1) 1/5
(2) 4/7
(3) 1/3
(4) 2/5
(5) 1/6
(6) (ii)

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