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1. 問題の内容
2つの問題があります。
問題12:2つのサイコロを同時に投げるとき、出る目の積が偶数になる確率を求めます。
問題13:A, B, C, D, E, F, G の7文字を横一列に並べるとき、以下の確率を求めます。
(1) AとBが隣り合う確率
(2) BとCが隣り合わない確率
(3) CがDより左にある確率
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2. 解き方の手順
### 問題12
* **全事象:** 2つのサイコロを投げたときの目の出方は 通り。
* **積が奇数になる場合:** 積が奇数になるのは、2つのサイコロの目が両方とも奇数の場合。奇数の目は1, 3, 5 の3通りなので、積が奇数になるのは 通り。
* **積が偶数になる場合:** 全事象から積が奇数になる場合を引けば、積が偶数になる場合が出る。 通り。
* **確率:** 積が偶数になる確率は、積が偶数になる場合の数を全事象で割れば良い。
### 問題13(1)
* **全事象:** 7文字を並べる順列は 通り。
* **AとBが隣り合う場合:** AとBをひとまとめにして1つの文字とみなすと、6つの文字を並べる順列と考えることができる。その並べ方は 通り。AとBの並び順はABとBAの2通りがあるので、AとBが隣り合う場合は 通り。
* **確率:** AとBが隣り合う確率は、AとBが隣り合う場合の数を全事象で割る。
### 問題13(2)
* **全事象:** 7文字を並べる順列は 通り。
* **BとCが隣り合う場合:** BとCをひとまとめにして1つの文字とみなすと、6つの文字を並べる順列と考えることができる。その並べ方は 通り。BとCの並び順はBCとCBの2通りがあるので、BとCが隣り合う場合は 通り。
* **BとCが隣り合わない場合:** 全事象からBとCが隣り合う場合を引く。 通り。
* **確率:** BとCが隣り合わない確率は、BとCが隣り合わない場合の数を全事象で割る。
### 問題13(3)
* **全事象:** 7文字を並べる順列は 通り。
* **CがDより左にある場合:** CとDの位置関係だけに着目すると、CがDより左にある場合とDがCより左にある場合は同数である。したがって、CがDより左にある場合の数は、全事象の半分。 通り。
* **確率:** CがDより左にある確率は、CがDより左にある場合の数を全事象で割る。
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3. 最終的な答え
問題12:
問題13:
(1)
(2)
(3)