$\tan \theta = -2\sqrt{2}$ のとき、$\sin \theta$ の値を求めよ。ただし、$\theta$ は鈍角とする。

幾何学三角関数三角比鈍角恒等式sincostan
2025/3/27

1. 問題の内容

tanθ=22\tan \theta = -2\sqrt{2} のとき、sinθ\sin \theta の値を求めよ。ただし、θ\theta は鈍角とする。

2. 解き方の手順

まず、三角関数の恒等式 1+tan2θ=1cos2θ1 + \tan^2 \theta = \frac{1}{\cos^2 \theta} を利用して cosθ\cos \theta の値を求めます。
1+tan2θ=1+(22)2=1+8=91 + \tan^2 \theta = 1 + (-2\sqrt{2})^2 = 1 + 8 = 9
1cos2θ=9\frac{1}{\cos^2 \theta} = 9
cos2θ=19\cos^2 \theta = \frac{1}{9}
cosθ=±13\cos \theta = \pm \frac{1}{3}
θ\theta は鈍角なので、90<θ<18090^{\circ} < \theta < 180^{\circ} です。したがって、cosθ<0\cos \theta < 0 となるので、cosθ=13\cos \theta = -\frac{1}{3} です。
次に、三角関数の恒等式 sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1 を利用して sinθ\sin \theta の値を求めます。
sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1
sin2θ+(13)2=1\sin^2 \theta + \left(-\frac{1}{3}\right)^2 = 1
sin2θ+19=1\sin^2 \theta + \frac{1}{9} = 1
sin2θ=119=89\sin^2 \theta = 1 - \frac{1}{9} = \frac{8}{9}
sinθ=±89=±223\sin \theta = \pm \sqrt{\frac{8}{9}} = \pm \frac{2\sqrt{2}}{3}
θ\theta は鈍角なので、90<θ<18090^{\circ} < \theta < 180^{\circ} です。したがって、sinθ>0\sin \theta > 0 となるので、sinθ=223\sin \theta = \frac{2\sqrt{2}}{3} です。

3. 最終的な答え

sinθ=223\sin \theta = \frac{2\sqrt{2}}{3}

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