画像の問題は確率に関する6つの小問から構成されています。それぞれ、(1)グループからの選出、(2)整数の倍数、(3)整数の和、(4)サイコロの積、(5)硬貨の金額、(6)碁石の推定に関する確率を求める問題です。
2025/3/27
1. 問題の内容
画像の問題は確率に関する6つの小問から構成されています。それぞれ、(1)グループからの選出、(2)整数の倍数、(3)整数の和、(4)サイコロの積、(5)硬貨の金額、(6)碁石の推定に関する確率を求める問題です。
2. 解き方の手順
それぞれの問題を順番に解いていきます。
(1) 女子3人と男子1人のグループから2人を選ぶとき、そのうち1人が男子である確率は?
* 全事象: 4人から2人を選ぶ組み合わせは 通り
* 事象: 男子1人、女子1人を選ぶ組み合わせは 通り
* 確率は
(2) 1から5までの整数が1つずつ書かれている5枚のカードの中から1枚ずつ続けて2枚のカードを取り出し、それらを取り出した順に並べて2桁の整数を作るとき、その整数が6の倍数となる確率は?
* 全事象: 5枚から2枚を選んで並べるので 通り
* 事象: 6の倍数になるのは、12, 18, 24, 30, 36, 42, 48, 54に似たカードの組み合わせです。1から5のカードしかないので、12, 24, 30は作れない。作れる6の倍数は次の通り: 12, 24は不可。12: 作れない。24:作れない。36,42,48,54 -> 12,24,36,42,48,54は作れない。2×6=12 3×6=18 これは作れない。4×6=24 これも作れない。5×6=30 作れない。 これより2桁の6の倍数は存在しないので0。なので確率は0/20=0
ありえるものは12, 18, 24, 30, 36, 42, 48, 54ですが、1から5のカードしかないので実際に作れるのはなし。したがって確率は0。
* 確率は
(3) 1から5までの整数が1つずつ書かれている5枚のカードの中から同時に2枚を取り出すとき、書かれている数の和が6以上となる確率は?
* 全事象: 5枚から2枚を選ぶ組み合わせは 通り
* 事象: 和が6以上になるのは (1,5), (2,4), (2,5), (3,4), (3,5), (4,5) ,(5,1),(4,2),(5,2),(4,3),(5,3)
組み合わせで考えると、(1,5), (2,4), (2,5), (3,4), (3,5), (4,5)の6通りです。
* 確率は
(4) 2つのサイコロA, Bを同時に投げるとき、出た目の数の積が20以上となる確率は?
* 全事象: 2つのサイコロの目の出方は 通り
* 事象: 積が20以上になるのは (4,5), (4,6), (5,4), (5,5), (5,6), (6,4), (6,5), (6,6)の8通り
* 確率は
(5) 100円硬貨が1枚、50円硬貨が2枚ある。この3枚の硬貨を同時に投げるとき、表が出る硬貨の金額の合計が100円以上になる確率は?
* 全事象: 各硬貨の表裏の出方は 通り
* 事象: 合計が100円以上になるのは、
* 100円硬貨が表の場合:どのような場合でも100円以上になるので、4通り
* 100円硬貨が裏の場合:50円硬貨2枚が表の場合のみ100円以上になるので、1通り
合計5通り
* 確率は
(6) 袋の中に、白と黒の碁石が合わせて200個入っている。袋の中をよくかき混ぜて無作為に100個の石を取り出したところ、白石が40個、黒石が60個であった。この袋の中に入っている白石の個数を推定すると、およそ何個であると考えられるか?
* 標本における白石の割合は
* 袋全体における白石の個数の推定値は 個
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)