三角形ABCにおいて、角Cが30度、辺cの長さが2であるとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

幾何学三角形外接円正弦定理三角比
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、角Cが30度、辺cの長さが2であるとき、この三角形の外接円の半径を求めよ。

2. 解き方の手順

外接円の半径を求めるためには、正弦定理を利用します。正弦定理は、三角形の辺の長さとその対角の正弦の比が、外接円の直径に等しいというものです。
正弦定理は以下の式で表されます。
asinA=bsinB=csinC=2R\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C} = 2R
ここで、aa, bb, ccは三角形の辺の長さ、AA, BB, CCはそれぞれの辺に対する角の大きさ、RRは外接円の半径を表します。
問題で与えられている情報から、c=2c = 2 および C=30C = 30^\circ であることがわかっています。したがって、正弦定理を用いて外接円の半径RRを求めることができます。
csinC=2R\frac{c}{\sin C} = 2R
2sin30=2R\frac{2}{\sin 30^\circ} = 2R
sin30=12\sin 30^\circ = \frac{1}{2} なので、
212=2R\frac{2}{\frac{1}{2}} = 2R
4=2R4 = 2R
R=2R = 2

3. 最終的な答え

外接円の半径は2です。

「幾何学」の関連問題

三角形ABCにおいて、$AB=5$, $BC=\sqrt{39}$, $CA=2$である。 (1) $\angle A$の大きさと$\triangle ABC$の面積を求める。 (2) $\trian...

三角形余弦定理正弦定理外接円角の二等分線円周角の定理メネラウスの定理方べきの定理
2025/4/10

2点 $A(-2, 0)$ と $B(4, 0)$ が与えられたとき、$AP:BP = 1:2$ を満たしながら動く点 $P$ の軌跡が円になる。その円の中心の座標と半径を求める。

軌跡座標
2025/4/10

3点(0,0), (2,0), (-1,3)を通る円の方程式を求めます。

円の方程式座標平面
2025/4/10

点Pの座標が$(-7, 8)$、点Qの座標が$(0, 4)$であるとき、線分PQを$2:3$に内分する点の座標を求めます。

座標線分内分点
2025/4/10

直線 $-3x - 5y + 1 = 0$ と点 $(2, -1)$ で直交する直線を求めます。

直線直交傾き方程式
2025/4/10

直線 $x + 2y - 7 = 0$ と点 $(6, -2)$ の距離を求める問題です。

距離点と直線の距離
2025/4/10

$\cos \alpha = \frac{3}{4}$ (ただし、$0 < \alpha < \frac{\pi}{2}$) のとき、$\cos \frac{\alpha}{2}$ を求めよ。

三角関数半角の公式cos角度
2025/4/10

直線 $\frac{1}{2}x + y - 4 = 0$ と平行な直線を選択肢の中から選ぶ問題です。

直線平行傾き一次関数
2025/4/10

3点 A(2,0), B(-2,0), C($2\sqrt{3}$, $2+2\sqrt{3}$) を通る円の方程式を求める。

円の方程式座標平面
2025/4/10

点$(-3, -7)$を通り、直線$-3x + 7y + 2 = 0$に平行な直線の式を求める。

直線傾き点と直線の関係平行
2025/4/10