三角形ABCにおいて、$∠B = 45°$, $b = \sqrt{3}$, $∠C = 60°$であるとき、辺cの長さを求める。

幾何学三角形正弦定理辺の長さ角度
2025/3/27

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、B=45°∠B = 45°, b=3b = \sqrt{3}, C=60°∠C = 60°であるとき、辺cの長さを求める。

2. 解き方の手順

正弦定理を用いる。正弦定理は、三角形ABCにおいて、
asinA=bsinB=csinC\frac{a}{\sin A} = \frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}
である。
今回は、bbB∠BC∠Cが与えられているので、bsinB=csinC\frac{b}{\sin B} = \frac{c}{\sin C}を用いてccを求める。
sinB=sin45°=22\sin B = \sin 45° = \frac{\sqrt{2}}{2}
sinC=sin60°=32\sin C = \sin 60° = \frac{\sqrt{3}}{2}
322=c32\frac{\sqrt{3}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} = \frac{c}{\frac{\sqrt{3}}{2}}
両辺に32\frac{\sqrt{3}}{2}をかけると、
c=32232=32232=32=322c = \frac{\sqrt{3}}{\frac{\sqrt{2}}{2}} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = \frac{\sqrt{3} \cdot 2}{\sqrt{2}} \cdot \frac{\sqrt{3}}{2} = \frac{3}{\sqrt{2}} = \frac{3\sqrt{2}}{2}

3. 最終的な答え

c=322c = \frac{3\sqrt{2}}{2}

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