与えられた2次式 $x^2 + (a-2)x - (3a-1)(2a+1)$ を因数分解します。

代数学因数分解二次式多項式
2025/3/27

1. 問題の内容

与えられた2次式 x2+(a2)x(3a1)(2a+1)x^2 + (a-2)x - (3a-1)(2a+1) を因数分解します。

2. 解き方の手順

与えられた2次式は x2+(a2)x(3a1)(2a+1)x^2 + (a-2)x - (3a-1)(2a+1) です。
まず定数項 (3a1)(2a+1)-(3a-1)(2a+1) を展開します。
(3a1)(2a+1)=(6a2+3a2a1)=(6a2+a1)-(3a-1)(2a+1) = -(6a^2 + 3a - 2a - 1) = -(6a^2 + a - 1)
次に、係数 a2a-2 を持つ xx の項と、定数項 (6a2+a1)-(6a^2+a-1) を持つ2次式が、(x+A)(x+B)=x2+(A+B)x+AB(x+A)(x+B) = x^2 + (A+B)x + AB の形式に因数分解できるような AABB を探します。
つまり、A+B=a2A+B = a-2 であり、AB=(6a2+a1)AB = -(6a^2+a-1) となる AABB を見つけます。
ここで、3a13a-1(2a+1)-(2a+1) を試してみると、A=3a1A = 3a-1, B=2a1B = -2a-1 のとき、
A+B=(3a1)+(2a1)=a2A+B = (3a-1) + (-2a-1) = a-2 となり、
AB=(3a1)(2a1)=6a23a+2a+1=6a2a+1=(6a2+a1)AB = (3a-1)(-2a-1) = -6a^2 -3a +2a +1 = -6a^2 -a + 1 = -(6a^2+a-1) となるため、条件を満たしています。
したがって、与えられた2次式は (x+3a1)(x2a1)(x + 3a - 1)(x - 2a - 1) と因数分解できます。

3. 最終的な答え

(x+3a1)(x2a1)(x + 3a - 1)(x - 2a - 1)

「代数学」の関連問題

2次関数 $f(x) = x^2 - 4x + a^2 - a$ が与えられています(ただし、$a$ は正の定数)。 (1) $y = f(x)$ のグラフの頂点の座標を $a$ を用いて表す。 (2...

二次関数最大値最小値平方完成
2025/8/14

以下の連立2次不等式を解き、$x$ の値の範囲を求めます。 (1) $\begin{cases} 3x^2 - 4x + 2 > 0 \\ x^2 - 2x + 3 < 0 \end{cases}$ ...

二次不等式連立不等式判別式
2025/8/14

複素数 $\alpha$ と $\beta$ が与えられた条件 $\beta^2 - 2\alpha\beta + 4\alpha^2 = 0$ を満たすとき、$z = \frac{\beta}{\a...

複素数極形式二次方程式幾何学
2025/8/14

次の式を計算してください。 $\frac{1}{1-\sqrt{2}} + \frac{1}{1+\sqrt{2}} - \frac{1}{2-\sqrt{2}} - \frac{1}{2+\sqrt...

式の計算有理化分数の計算
2025/8/14

2次方程式 $x^2 + 5x - 6 = 0$ を解け。画像には、解の公式を用いて解いている途中の計算が示されています。

二次方程式解の公式因数分解
2025/8/14

画像に写っている3つの数式問題を解きます。 問題3: $\sqrt{48} + \frac{9}{\sqrt{3}} \times \sqrt{3}$ 問題4: $x + 6 = 2(x + 1)$ ...

平方根の計算一次方程式連立方程式式の計算
2025/8/14

与えられた2次関数 $f(x) = x^2 + 2ax + b$ について、以下の問いに答えます。ただし、$a, b$ は実数の定数で、$a > 0$ です。 (1) $y = f(x)$ のグラフが...

二次関数最大値最小値平方完成
2025/8/14

正の実数 $a$ に対して、実数 $x$ に関する3つの条件 $p, q, r$ が与えられている。 $p: |x-1| \leq a$ $q: |x| \leq \frac{5}{2}$ $r: x...

不等式絶対値必要十分条件命題
2025/8/14

1個250円のケーキを$x$個買ったときの代金を$y$円とするとき、以下の問いに答えます。 (1) $x$と$y$の関係を式で表します。 (2) $x$の値が5のとき、$y$の値を求めます。 (3) ...

一次関数比例方程式
2025/8/14

(1) $A$ を有理数全体の集合、$B$ を無理数全体の集合とする。空集合を $\emptyset$ とする。次の(i)〜(iv)が真の命題になるように、空欄を埋める。 (i) $A$ \_\_ $...

集合命題必要条件十分条件有理数無理数
2025/8/14