台形ABCDにおいて、AB上に点Eがあり、EからBCに平行な直線がBD、CDとそれぞれ点F、Gで交わります。AE = x cmとするとき、 (1) FGの長さをxの式で表しなさい。 (2) EF:FG = 1:4のとき、xの値を求めなさい。

幾何学台形相似線分の比
2025/3/27
はい、承知いたしました。問題42について回答します。

1. 問題の内容

台形ABCDにおいて、AB上に点Eがあり、EからBCに平行な直線がBD、CDとそれぞれ点F、Gで交わります。AE = x cmとするとき、
(1) FGの長さをxの式で表しなさい。
(2) EF:FG = 1:4のとき、xの値を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1) FGの長さをxの式で表す
まず、EFとBCが平行であることから、三角形EBFと三角形ABCが相似であることがわかります。
したがって、
EF/BC=AE/ABEF/BC = AE/AB
ここで、BC = 10cm、AB = AE + EB = x + 12cm - x = 12cm - xなので、
EF/10=EB/12EF/10 = EB/12
EF=(EB/AB)BC=((12x)/12)10=(12010x)/12=(605x)/6EF = (EB/AB) * BC = ((12-x)/12) * 10 = (120-10x)/12 = (60-5x)/6
次に、DGとBCが平行なので、三角形DFGと三角形DBCが相似であることがわかります。
したがって、
FG/BC=DG/DCFG/BC = DG/DC
また、三角形AEGと三角形ABCが相似であることから、
AG/AC=AE/ABAG/AC=AE/AB
ここで、DC = AD + GCなので、
FG/BC=DG/DCFG/BC = DG/DCより、FG=BC(DG/DC)=10(DG/DC)FG=BC*(DG/DC)=10*(DG/DC)
また、三角形AEGと三角形ABCは相似なので、EG//BC. よって、EFCGは平行四辺形になる。
したがって、FG=EG-EF. EGを求める。
DG/DB=(CDCG)/DBDG/DB = (CD-CG)/DB
EG/BC=AG/ACEG/BC = AG/AC
AE/AB=AG/ACAE/AB = AG/AC
x/12=AG/ACx/12 = AG/AC
AG/AC=x/12AG/AC = x/12
EG/10=x/12EG/10 = x/12
EG=(10x)/12=(5x)/6EG = (10x)/12 = (5x)/6
FG=EGEF=(5x)/6(605x)/6=(10x60)/6=(5x30)/3FG=EG-EF= (5x)/6 - (60-5x)/6= (10x-60)/6= (5x-30)/3
(2) EF:FG = 1:4のとき、xの値を求める
EF/FG=1/4EF/FG = 1/4
EF=(605x)/6,FG=(5x30)/3EF = (60-5x)/6, FG = (5x-30)/3
((605x)/6)/((5x30)/3)=1/4((60-5x)/6)/((5x-30)/3) = 1/4
(605x)/63/(5x30)=1/4(60-5x)/6 * 3/(5x-30) = 1/4
(605x)/(2(5x30))=1/4(60-5x)/(2*(5x-30)) = 1/4
4(605x)=2(5x30)4(60-5x) = 2(5x-30)
24020x=10x60240-20x = 10x - 60
30x=30030x = 300
x=10x=10

3. 最終的な答え

(1) FG = (5x30)/3(5x-30)/3 cm
(2) x = 10

「幾何学」の関連問題

$\triangle ABC$において、点$Q, R$がそれぞれ辺$BC, AC$を$3:1$、$2:1$に内分するとき、$BO:OR$を求めよ。ここで、$O$は線分$AQ$と$BR$の交点である。

ベクトル三角形メネラウスの定理内分点線分の比
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点QとRがそれぞれ辺ACとABを内分している。AR:RB = 1:2, AQ:QC = 3:1であるとき、線分COとORの比、CO:ORを求めよ。

三角形ベクトルチェバの定理メネラウスの定理
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点Q, Rが辺CA, ABをそれぞれ1:3, 2:3の比に内分するとき、線分AOとOPの比 $AO:OP$ を求めよ。ここで、Oは線分BQとCRの交点、Pは直線AOと辺BCの交点...

幾何三角形チェバの定理メネラウスの定理
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点P, Q, Rが辺BC, CA, ABをそれぞれ1:1, 3:1, 3:1の比に内分するとき、線分AOとOPの長さの比 $AO:OP$ を求めよ。ここで、Oは線分AP, BQ,...

幾何チェバの定理メネラウスの定理内分点線分の比三角形
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点Q, Rがそれぞれ辺CA, ABを1:3に内分するとき、線分BPが辺ACと交わる点をPとします。PC:CBを求める問題です。

幾何チェバの定理三角形
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点Q, Rがそれぞれ辺CA, ABを1:3に内分するとき、AO:OPを求めよ。

幾何三角形チェバの定理メネラウスの定理
2025/7/30

右の $\triangle ABC$ において、点P, Q, Rが辺BC, CA, ABを図のような比に内分するとき、AO : OPを求めなさい。 ただし、図から $AR:RB = 1:2$, $BP...

幾何三角形チェバの定理メネラウスの定理
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点Q, Rが辺CA, ABをそれぞれ1:2に内分するとき、線分PCとCBの比 $PC:CB$ を求める問題です。

幾何三角形チェバの定理
2025/7/30

三角形ABCにおいて、辺BC, CA, ABを点P, Q, Rがそれぞれ1:2, 1:1, 1:1に内分するとき、線分AOとOPの比 $AO:OP$ を求める問題です。ただし、Oは線分AP, BQ, ...

チェバの定理メネラウスの定理ベクトル三角形
2025/7/30

三角形ABCにおいて、点Q, Rが辺CA, ABをそれぞれ1:1と2:1の比に内分するとき、線分PCと線分CBの比 $PC:CB$ を求める問題です。

三角形メネラウスの定理
2025/7/30