長方形ABCDがあり、AB = 8cm, BC = 10cmである。点PはAを出発し、辺AB, BC, CD上をA→B→C→Dの順に毎秒2cmで移動する。点Pが辺BC上を動くとき、Aを出発してからx秒後の三角形ADPの面積y (cm²)をxの式で表す。
2025/6/4
1. 問題の内容
長方形ABCDがあり、AB = 8cm, BC = 10cmである。点PはAを出発し、辺AB, BC, CD上をA→B→C→Dの順に毎秒2cmで移動する。点Pが辺BC上を動くとき、Aを出発してからx秒後の三角形ADPの面積y (cm²)をxの式で表す。
2. 解き方の手順
まず、点Pが辺BC上にあるときのxの範囲を求める。点PがAからBまで移動するのにかかる時間は、 である。点PがBからCまで移動するのにかかる時間は、 である。したがって、点Pが辺BC上にあるのは、 のときである。
次に、BPの長さを求める。点PがAを出発してからx秒後のBPの長さは、 cmである。なぜなら、点Pは4秒後にBに到達し、そこから秒間、毎秒2cmで移動するので、BPの長さは cmとなる。
三角形ADPの面積は、長方形ABCDの面積から、三角形ABP, 三角形CDP, 三角形ADPを引くことで求めることもできるが、ここでは直接計算する。三角形ADPの面積は、で求める。ADは長方形の縦の長さなので10cmである。PからADへの垂線の長さは、長方形の横の長さからBPを引いたものなので、8cm - (2x-8cm) = 16-2x となる。
しかしこれは間違いである。点Pが辺BC上にあるとき、三角形ADPの高さは長方形の辺ABの長さに等しく8cmである。したがって、三角形ADPの面積yは、
となることはありえない。
点PからADまでの距離はABの長さに等しく8cmである。したがって、三角形ADPの面積は
となる。
PがBC上にあるとき三角形ADPの面積yは常に40である。これは問題文に矛盾している。
再度、PがBC上に移動した時、点PからADへの垂線の長さは常にABの長さに等しく8cmである。
従って三角形ADPの面積yは
となる。
範囲は、
3. 最終的な答え
()