長方形ABCDがあり、AB=12cm, BC=3cmである。点PはAからBへ秒速2cmで、点QはCからD、DからCと秒速3cmで移動する。PがBに到着した時点で両点の移動は止まる。出発からx秒後の、長方形ABCDから三角形PBCと三角形ADQを引いた面積がy cm²で、y=28となるxの値を求める。

幾何学長方形三角形面積動点方程式
2025/6/4

1. 問題の内容

長方形ABCDがあり、AB=12cm, BC=3cmである。点PはAからBへ秒速2cmで、点QはCからD、DからCと秒速3cmで移動する。PがBに到着した時点で両点の移動は止まる。出発からx秒後の、長方形ABCDから三角形PBCと三角形ADQを引いた面積がy cm²で、y=28となるxの値を求める。

2. 解き方の手順

まず、長方形ABCDの面積を求める。
次に、三角形PBCと三角形ADQの面積をxの関数として表す。
長方形ABCDの面積から三角形PBCと三角形ADQの面積を引いたものがyであり、y=28となるxの値を求める。
(1) 長方形ABCDの面積:
12×3=3612 \times 3 = 36 cm²
(2) 点PがAからBに到着するまでの時間:
12÷2=612 \div 2 = 6
(3) 0 ≦ x ≦ 6 のとき
BP = 12 - 2x なので、三角形PBCの面積は:
12×(122x)×3=32(122x)=183x \frac{1}{2} \times (12 - 2x) \times 3 = \frac{3}{2}(12 - 2x) = 18 - 3x
(4) 0 ≦ x ≦ 2 のとき
CQ = 3x なので、三角形ADQの面積は:
12×3x×3=92x \frac{1}{2} \times 3x \times 3 = \frac{9}{2}x
(5) 2 < x ≦ 4 のとき
点QはDからCへ移動している。DQ = 3(x - 2) なので、
AQ = 12 - 3(x - 2) = 12 - 3x + 6 = 18 - 3x
三角形ADQの面積は:
12×(183x)×3=32(183x)=2792x \frac{1}{2} \times (18 - 3x) \times 3 = \frac{3}{2}(18 - 3x) = 27 - \frac{9}{2}x
(6) 4 < x ≦ 6 のとき
点QはCからDへ移動している。CQ = 3(x - 4) なので、
DQ = 12 - 3(x - 4) = 12 - 3x + 12 = 24 - 3x
三角形ADQの面積は:
12×(243x)×3=32(243x)=3692x \frac{1}{2} \times (24 - 3x) \times 3 = \frac{3}{2}(24 - 3x) = 36 - \frac{9}{2}x
(7) y = 28 となるとき
0 ≦ x ≦ 2 のとき:
36(183x)92x=28 36 - (18 - 3x) - \frac{9}{2}x = 28
3618+3x92x=28 36 - 18 + 3x - \frac{9}{2}x = 28
1832x=28 18 - \frac{3}{2}x = 28
32x=10 -\frac{3}{2}x = 10
x=203 x = -\frac{20}{3}
これは 0 ≦ x ≦ 2 の範囲外なので不適
2 < x ≦ 4 のとき:
36(183x)(2792x)=28 36 - (18 - 3x) - (27 - \frac{9}{2}x) = 28
3618+3x27+92x=28 36 - 18 + 3x - 27 + \frac{9}{2}x = 28
9+152x=28 -9 + \frac{15}{2}x = 28
152x=37 \frac{15}{2}x = 37
x=74154.93 x = \frac{74}{15} \approx 4.93
これは 2 < x ≦ 4 の範囲外なので不適
4 < x ≦ 6 のとき:
36(183x)(3692x)=28 36 - (18 - 3x) - (36 - \frac{9}{2}x) = 28
3618+3x36+92x=28 36 - 18 + 3x - 36 + \frac{9}{2}x = 28
18+152x=28 -18 + \frac{15}{2}x = 28
152x=46 \frac{15}{2}x = 46
x=92156.13 x = \frac{92}{15} \approx 6.13
これは 4 < x ≦ 6 の範囲外なので不適
ただし、点QはC, Dを往復するので、点QがCに到達する時間は2秒、Dに到達する時間は4秒である。PがBに到達する時間は6秒である。そのため、xは0から6までの値を取りうる。しかし、解は得られなかった。
問題文を読み直すと、QはC→D→C→Dと移動すると書かれている。しかし、PがBに到着するまでにQがC→D→C→Dと移動し終えることはない。
もし問題文が、QはC→D→Cと移動すると読めるとする。このとき、QはDに2秒で着き、Cに4秒で着く。
0 ≦ x ≦ 2 のとき:
36(183x)92x=28 36 - (18 - 3x) - \frac{9}{2}x = 28
1832x=28 18 - \frac{3}{2}x = 28
32x=10 -\frac{3}{2}x = 10
x=203 x = -\frac{20}{3}
これは不適
2 < x ≦ 4 のとき、QはDからCに向かっている。
Cからの距離は3(x-2)cmである。
ADQ = 3*3(x-2)/2 = 9/2 (x-2)
36(183x)(9/2(x2))=2836-(18-3x) - (9/2(x-2)) = 28
3618+3x9/2x+9=2836-18+3x - 9/2x + 9 = 28
27+6x/29x/2=2827 + 6x/2 - 9x/2 = 28
273x/2=2827-3x/2 = 28
3x/2=1-3x/2 = 1
x=2/3x = -2/3
これは不適
問題文に誤りがあるか、解が存在しない可能性がある。

3. 最終的な答え

解なし

「幾何学」の関連問題

関数 $y = \frac{1}{2}x^2$ 上に2点 A, B があり、それぞれの x 座標は -4, 2 である。直線 AB と y 軸との交点を C とする。 (1) 直線 AB の式を求める...

二次関数図形面積直線座標
2025/6/6

四角形ABCDの2つの対角線ACとBDの交点をOとする。AC = 7, BD = 10, ∠AOB = 45°であるとき、四角形ABCDの面積を求めよ。

四角形面積対角線三角関数
2025/6/6

三角形ABCにおいて、$AB=4, AC=5$とする。角BACの二等分線が辺BCと交わる点をDとする。 (1) 線分ADを3:2に内分する点をE、直線BEと辺ACとの交点をFとする。BD:DC, AF...

三角形角の二等分線メネラウスの定理チェバの定理相似面積比外接円余弦定理
2025/6/6

四角形ABCDが円に内接していて、AB=1, BC=$\sqrt{2}$, CD=1, DA=$2\sqrt{2}$であるとき、 (1) BDの長さを求めよ。 (2) 四角形ABCDの面積を求めよ。

円に内接する四角形余弦定理面積三角比
2025/6/6

(1) 点(0, 10)から円 $x^2 + y^2 = 25$ に引いた接線の方程式を求める問題です。 (2) (1) 2点(-1, 0), (1, 2) から等距離にある点Pの軌跡の方程...

接線軌跡放物線平方完成
2025/6/6

問題は3つあります。 (1) $0 < \alpha < \frac{\pi}{2}$, $\frac{\pi}{2} < \beta < \pi$, $\cos \alpha = \frac{3}{...

三角関数三角比加法定理直線の傾き
2025/6/6

平行六面体ABCD-PQRSにおいて、三角形BDPの重心をGとする。3点A, G, Rが一直線上にある理由を「$\vec{AR} = \bigcirc \vec{AG}$が成り立つから」の形で答える問...

ベクトル空間ベクトル重心一直線上平行六面体
2025/6/6

四面体OABCにおいて、$\overrightarrow{OA}=\vec{a}$、$\overrightarrow{OB}=\vec{b}$、$\overrightarrow{OC}=\vec{c}...

ベクトル空間ベクトル四面体重心内分点
2025/6/6

問題文は全部で5つあります。 (1) 2点A(2,1), B(5,-2)から等距離にあるx軸上の点の座標を求める。 (2) 2点A(2,1), B(-3,2)から等距離にあるy軸上の点の座標を求める。...

座標平面距離内分点外分点中点対称点
2025/6/6

与えられた条件を満たす直線の方程式を求める問題です。 (1) 点(1, -3)を通り、$x$軸に平行な直線。 (2) 点(-4, 4)を通り、直線$3x - 2y + 7 = 0$に垂直な直線。 (3...

直線方程式傾き垂直接線
2025/6/6