有理数全体の集合を $Q$ とするとき、与えられた数が有理数であるか否かを判定し、$\in$ または $\notin$ の記号を $\square$ に入れる問題です。具体的には、 (1) $4 \square Q$ (2) $-\frac{2}{3} \square Q$ (3) $\sqrt{2} \square Q$ の3つの問題に答えます。

数論有理数集合
2025/6/4

1. 問題の内容

有理数全体の集合を QQ とするとき、与えられた数が有理数であるか否かを判定し、\in または \notin の記号を \square に入れる問題です。具体的には、
(1) 4Q4 \square Q
(2) 23Q-\frac{2}{3} \square Q
(3) 2Q\sqrt{2} \square Q
の3つの問題に答えます。

2. 解き方の手順

有理数とは、分数 ab\frac{a}{b}aa, bb は整数、b0b \ne 0)で表せる数のことです。
(1) 4は整数なので、41\frac{4}{1}と表すことができます。したがって、4は有理数です。
(2) 23-\frac{2}{3} はすでに分数の形で表されており、分子・分母は整数なので、有理数です。
(3) 2\sqrt{2} は無理数であり、分数で表すことができません。したがって、2\sqrt{2} は有理数ではありません。

3. 最終的な答え

(1) 4Q4 \in Q
(2) 23Q-\frac{2}{3} \in Q
(3) 2Q\sqrt{2} \notin Q

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